どうも、坂道ブロガーのねここしゃん (@nekokosyan0918)です。
2019年紅白歌合戦で欅坂46が『不協和音』を披露することが発表されました。
紅白歌合戦での『不協和音』披露は、
2017年の第68回以来2年ぶり。
2017年の紅白では、メンバー3人がパフォーマンス中に過呼吸になった事件が有名です。
欅坂46の楽曲の中でも特にメッセージ性が強く、
グループ史上最高難易度とも呼ばれる激しいダンスが特徴の『不協和音』
センターの平手友梨奈は過去にこの曲について、
「命を削る曲」
と表現したことがあります。
この記事では、
「命を削る曲」とまで呼ばれる欅坂46の名曲『不協和音』の危険な魅力について、
過去のパフォーマンスや歌詞の考察などを交えて見ていきます。
・『不協和音』の基本情報、フォーメーション
・歌詞の考察
・「命を削る曲」とまで呼ばれるワケ
・過去の伝説的なパフォーマンス
について書かれています。
それでは行ってみよう!

『不協和音』の歌詞考察と過去のパフォーマンス
『不協和音』
発売日…2017/4/5
作詞…秋元康
作曲…バグベア
センター…平手友梨奈
『不協和音』は欅坂46の4枚目シングル。
作曲・編曲は音楽ユニットのバグベア。
坂道グループでのその他の作曲は、
欅坂46『サイレントマジョリティー』『僕たちの戦争』
けやき坂46『未熟な怒り』『抱きしめてやる』などがあります。
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『不協和音』のフォーメーション
『不協和音』は全員選抜制で、
7-7-7のフォーメーションです。
センターは4作連続で平手友梨奈。
フロントメンバーの長沢・上村・長濱・菅井・織田・米谷の6名は、
当時全員が初のフロント選出でした。
『不協和音』の歌詞
僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!僕は嫌だ
不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!君はYesと言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYesと言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!僕は嫌だ
不協和音で
既成概念を壊せ!
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく
もっと新しい世界僕は嫌だ
不協和音で
既成概念を壊せ
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!Discord Discord
Yeah!Discord欅坂46シングル『不協和音』より引用
作詞は秋元康氏。
メッセージ性の強い楽曲の多い欅坂の中でも、
特に攻撃的な内容の歌詞になっています。
『不協和音』歌詞の考察
ここから、
強いメッセージが込められている『不協和音』の歌詞を考察していきます。
ファンである著者目線の考察です。
公式の見解ではありませんのでご了承ください。
「歌詞」は人それぞれの解釈があって楽しむべきものだと思います。
あくまで一意見としてご覧ください。
周囲に”合わせる”ことに必死に抵抗する主人公
『不協和音』は、
周囲に同調することに必死に抵抗した主人公の葛藤を描いています。
『不協和音』における”僕”は、
同調ばかりして自分の意思を持たないことを危険視します。
僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける
“僕”以外の誰もが頷いた(同調)したとしても、
僕は絶対に最後まで抵抗し続ける。
簡単に周囲に同調する世界を危険視しています。
叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!
しかし”僕”は主張を押し殺します。
周囲に同調しなければ裏切り者扱いされるからです。
これが「見えない壁」です。
君はYesと言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYesと言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?
“僕”と同じように主張を持っている”君”は、
プライドを捨てて軍門に下る(相手にひれ伏す、降参する)のかと問います。
つまりは主張を押し殺して同調することを選ぶのか、ということです。
大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!
しかしこの世界は、
そんな”君”の事も見て見ぬ振りをしなければ仲間外れにされてしまいます。
僕は嫌だ
周囲に同調することを強要される、
主張をすれば「裏切り者」「仲間外れ」にされる世界。
そんな世界に対して”僕”は叫びます。
「僕は嫌だ」
不協和音を僕は恐れたりしない
不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!
サビでは、
同調する周囲に抵抗することで生まれる「不協和音」を、
僕は恐れない、同調することは死んだも同然、
それを支配したいなら”僕”を倒せ、と強い意思が語られています。
この全体を通して見られる「攻撃的な歌詞」が、
平手友梨奈に「命を削る曲」とまで言わせた『不協和音』という楽曲の魅力なんです。
「命を削る曲」とまで呼ばれるワケ
繰り返しになりますが、
『不協和音』はセンターを務める平手友梨奈が、
「命を削る曲」
と表現するほど、
パフォーマンスにはかなりの体力と精神力が必要とされています。
体全体を常に激しく動かす振付が特徴で、
パフォーマンスにはかなりの体力を要します。
また全ての楽曲で、
その世界観に入り込んでパフォーマンスをする平手友梨奈は、
平手「不協和音は気持ちが入ったり、その世界に行かないとできないです。だから、出来る時と出来ない時がだいたいわかるので、『今日は出来ないな』と思ったら出来ないし、やれる自身はないです。
『Rockin’on JAPAN』2017年12月号より引用
と語っていました。
いわゆる”憑依型”の平手は、
『不協和音』のパフォーマンスでは化けます。
完全にこの攻撃的な歌詞の世界観に入り込んでいて、恐怖さえ感じるほど。
だからこそ、
体力と精神力を過度に消耗し、
「紅白過呼吸事件」のようなことが起きてしまうのです。
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過去の『不協和音』伝説的パフォーマンス
ここからは、
過去にライブで披露した『不協和音』の中でも伝説的なパフォーマンスを紹介したいと思います。
2017.7.23「欅共和国2017」
僕の中のベストパフォーマンスがこれです。
「欅共和国2017」の『不協和音』での平手は、
完全に何かに取り憑かれたような表情をしています。
まさに”史上最強”です。
そんな平手に引っ張られるように、
他のメンバーのパフォーマンスも鬼気迫るものがあります。
なんと言うんでしょうか、
この時の『不協和音』は、観ているうちに胸が苦しくなってくる感覚になるんです。
1番〜2番と曲が進んでいき、
鬼気迫るパフォーマンスにどんどん胸が苦しくなって、
最後のサビ前の平手の、
「僕は嫌だ!」
で、自分の中で何かが弾けたように涙が出てくるんです。
アーティストのパフォーマンスを観て、
このようなことになったのは初めてでした。
欅坂ファンは絶対に観ておくべきパフォーマンスだと断言出来ます。
欅共和国の不協和音見て、泣いた。
すごいかっこよくて輝いてる。
感動して鳥肌が立つ— 髙橋芽実🌱 (@IGPjbn92MIrLPCJ) December 25, 2019
欅共和国2017の不協和音の最後の友梨奈ちゃんの僕は嫌だ!!!をきいて泣いてる深夜。
— モッツァレラ系山の爽 (@yamaso_Techi) December 28, 2019
てち史上最高の僕は嫌だ!
何回聞いてもトリハダしかない
欅共和国の不協和音は完全にアニラ超えてた。
僕は嫌だ言う前に光が一斉にてちに集まってからの僕は嫌だで花火ドーン!もう最高すぎた!! pic.twitter.com/H8dHK2L1yc— と も 氏 🍵 (@keya_neru0904) July 30, 2017
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2017.12.31「第68回紅白歌合戦」
スポニチ 2017.12.31より引用
「過呼吸事件」が起きたのが、
2017年の「第68回紅白歌合戦」でした。
最後の決めポーズの所で、
ゲストでパフォーマンスをしていた内村光良の隣にいた鈴本が倒れこみ、
平手も小刻みに震えながらふらついていました。
その後、志田も出演後に過呼吸の症状が出て、看護師の手当を受けたそうです。
『不協和音』は、
ある意味メンバーを曲の世界に取り込んでしまうほどの危険な魅力を持った楽曲だと、
ファンが思い知らされたパフォーマンスでした。
平手友梨奈にウッチャンが「大丈夫?」と目を合わせ心配してくれた場面が格好良すぎる【紅白歌合戦:不協和音コラボ】 https://t.co/CbEyIKr5cF pic.twitter.com/iNHEr5ZOx3
— 欅坂⊿46最速アンテナ (@keyaki46antena2) December 31, 2017
いつ見てもあの不協和音には度肝を抜く
あんなに一生懸命で命を懸けてファンを魅了しようとする子達のアイドル魂というか根性というか意識というか、そんなものでは語れない何かなのかもしれないけど、人生かけて応援したい
って思ったそしてこういうのをエモいって言うんだなって思った
— た ん 田 🐠 © (@Oshi_Menn_ber) December 31, 2017
バイト終わって今速攻で帰って内村さんとの不協和音見たんすけど、なんというか、力強すぎて、鈴本さん倒れるまで…平手さん痙攣するまで踊るというのが、…すげぇ不謹慎かも知れないけど、俺も来年もっと限界まで頑張ろうって力を貰えた。
— べレー帽@シルヴァ︎︎︎︎ (@SHIBANSHEE) December 31, 2017
2019.9.18「夏のアリーナツアー2019 in 東京ドーム」
エンタメの「今」がわかるクランクイン!2019.9.20より引用
欅坂にとって初の東京ドームでの舞台。
そのライブのアンコールで、
「過呼吸事件」以来一度も披露されてこなかった『不協和音』が2年ぶりに復活しました。
『不協和音』のイントロが流れた瞬間、
会場は歓喜と悲鳴が入り混じった地鳴りのような歓声に包まれます。
あの『不協和音』が復活した・・・。
「けやかけ」で放送されたダイジェスト映像だけでもその迫力が伝わってきました。
卒業した長濱ねるが担当した2番の「僕は嫌だ!」は、
二期生の田村保乃が担当。
田村はこの東京ドームでの『不協和音』披露に際して、
月刊エンタメ 2019.12月号より引用
また、
と答えています。
加入後1年が経ったとはいえ、
二期生という立場で『不協和音』のあのパートを担当する重圧たるや凄まじいものがあったんだろうなと感じますね。
不協和音はやっぱり凄かった
イントロが流れ始めただけで客のボルテージが本編ピークの倍はあった
それ程にこの曲に対する期待の高さを感じた
平手の調子自体は良いとは言えないながらも”平手のいる欅坂46が東京ドームで不協和音をやった”という事実だけでも十分に満足できるライブに仕上げたと思う— もと∫∫ (@moto232432) September 18, 2019
不協和音の
てちの
僕は嫌だ
を言う直前 会場が一斉に静かになり
聞き逃すまいと言うくらい
シーンとなって僕は嫌だ
と言った瞬間会場が
オオオオオオオオオー!!!!!!!
と地響きのような声をが鳴り響いた
会場のボルテージが一気に上がり
今日1番盛り上がった— 夢心地(ゆめ)元 星子です (@1107to222) September 18, 2019
ずっと全身震えてた、、
不協和音のイントロ流れた時、これまでの人生で1番大きい声出した。
東京ドームに立つ欅坂46最高だった。
また明日もあの空間にいれるなんて幸せすぎる。 pic.twitter.com/Zg8nyzipyu
— びー (@rs_Vie_72) September 18, 2019
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2019.12.3「第70回紅白歌合戦」
Sponichi Annexより引用
2019年の紅白歌合戦。
欅坂46が2年ぶりに紅白で『不協和音』を披露しました。
欅にとっては2年前に「過呼吸事件」が起きた、
いわば因縁の曲・・・。
ファンからは紅白で再び『不協和音』を披露することに心配の声も上がりました。
しかしファンの心配を他所に、
今回の『不協和音』は圧巻のパフォーマンス。
平手の憑依したような表情、
そして「僕は嫌だ」
今までに見たことのない、実に悲哀に満ちた叫びでした。
こんなに聞いてて苦しくなる曲は他にない。
そして鳥肌が止まらん。
今日の平手、完全にゾーンに入ってたな、、、最後、安心してギュって手を握るとこ、ゆっかー(?)が頭撫でるとこも最高。
伝説。#不協和音#欅坂46#紅白歌合戦2019 pic.twitter.com/md8nHSXyxm
— ねここしゃん@坂道ブロガー (@nekokosyan918) December 31, 2019
ここで嘲笑うみたいな笑い方するのが本当に震えた。平手友梨奈さんの入り込み方がえぐい完全に「僕」だったの涙でる。なにを思って「僕は嫌だ」って言ったんだろう…………これまでとは本当に全く違う不協和音になったと思う全てが伝説すぎるでしょ欅坂46 pic.twitter.com/CjA6BQwN68
— かほちゃんさん 🐄 (@mOn____k0) December 31, 2019
https://nekokosyan.com/fukyouwaon-u-next-2375.html
おわりに
ここまで、
欅坂46の楽曲『不協和音』について書いてきました。
2019年の紅白歌合戦で、
再び『不協和音』を披露することには、
個人的に何かグループとしての決意のようなものを感じます。
キャプテンの菅井が、
「今の欅はグループとして停滞している」と語ったように、
この紅白でのパフォーマンスがいい意味での変化のきっかけになることを願っています。
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