どうも、坂道ブロガーのねここしゃん(@nekokosyan0918)です。
2019年3月に「けやき坂46」からの改名が決まり、
念願の単独デビューを果たして波に乗りまくっている「日向坂46」
そんな日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』は、
そのバラエティ番組としての完成度の高さがSNSを中心に度々話題に上がります。
僕自身もこの番組の大ファンで、
バラエティ番組としての完成度は同じ坂道グループの冠番組『乃木坂工事中』『欅って、書けない?』を超えていると思います。
ということで今回は、
日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』の魅力を、
・日向坂46のバラエティ力
・オードリーのMC力
・製作陣の有能さ
の3つの観点からお伝えしたいと思います。
それでは行ってみよう!
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とにかく面白いアイドル番組「日向坂で会いましょう」
引用:『日向坂で会いましょう』公式HP https://www.tv-tokyo.co.jp/hinatazaka/
『日向坂で会いましょう』は、
乃木坂46、欅坂46に続く第3の坂道グループとして誕生した日向坂46の冠番組です。
MCはオードリー(若林正恭・春日俊彰)
TwitterなどのSNSでは、
という声が上がるほど人気の高い番組です。
この番組がなぜここまで面白いと話題になるのか、ここからはその魅力について解説していきたいと思います。
余談ですが、日向坂のバラエティ能力を鍛えた功労者はオードリーの他に「こやびん師匠」こと小籔千豊氏によるものも大きいです。
そんな小籔氏がMCを務める「HINABINGO!」も「ひな会い」に負けず劣らず完成度の高い番組ですね(「HINABINGO!」は現在huluで全エピソード配信中)
https://nekokosyan.com/hinabingo-hulu-3026.html
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面白い理由①日向坂46のバラエティ能力の高さ
まずは日向坂46のバラエティ能力の高さが魅力です。
彼女たちのバラエティにかける熱意や姿勢は他のアイドルとは比べものにならないほど。
全員が前のめりで収録に臨んでいて、
「番組を面白くしてやる」「爪痕を残してやるぞ」感が凄いんです。
プロの芸人も認めるバラエティ力の高さ
そのバラエティ力の高さは番組で共演している芸人たちをも驚かされるほど。
若林正恭Instagramより引用
お笑いナタリー:https://natalie.mu/owarai/news/327576
このように共演するプロの芸人たちをも驚かせるほどなのです。
アイドルが芸人の浮気をいじる異常さ
《まとめ|日向坂46まとめもり~》渡邉美穂「どうしてあんな事したんですか?」春日さんをトコトン追い込むw どの番組よりもフライデーの件をいじられた模様www【日向坂で会いましょう】 https://t.co/PRe8caHE6h #日向坂46
— 日向坂46通信 (@hnz46_info) May 27, 2019
日向坂のバラエティ能力は時に、いい意味での異常さをも感じさせます。
というのも、オードリー春日がプロポーズ10日前に女性を自宅に招き入れていた事をフライデーされた事件。
10年来の彼女であるクミさんへプロポーズをするわずか10日前に浮気をしてしまった春日は相方である若林から「イカれてる」とまで言われていました。
そんな春日のフライデー事件を、
日向坂メンバーは番組内でガンガンにイジってしまうんです。
♯8「妄想未来ヒストリーepisode2」の企画内で、
おすしこと金村美玖が「30歳(2032年)、長年温めてきた趣味のカメラが評価され、CDジャケットの撮影なども行うようになる」という妄想を披露。
その流れで、メンバー数人でカメラを使って春日を撮影することになりました。
パイプ椅子に座る春日を撮影しまくるメンバー。
そんな中、撮影していた2期生の渡邊美穂が突然、
と果敢なぶっ込み。
キャプテン佐々木久美も、
と全力で春日の浮気をイジリ始めました。
これには春日もタジタジ。
「こんなイジられ方は初めてだね」と苦笑いしながら、このやりとりを見ていた若林も「どの番組よりも強めにイジられてる」と爆笑し、アイドルが芸人のスキャンダルをイジるという異常っぷりを見せつけました。
ちなみに、
ひな会いでは二期生・渡邉美穂と春日のライバル関係のやりとりが度々見られましたが、
最近は春日が著しく「おひさま化」しているためこのやりとりがあまり見られなくなりました。
渡邉美穂と春日のライバル関係については「渡邉美穂とオードリー春日のライバル関係を考察する」という記事で詳しく解説しています。
https://nekokosyan.com/watanabemiho-kasuga-1819.html
この他にも若林の誕生日企画(♯23「1人寂しい若ちゃんの誕生日をみんなでお祝いしよう」)で、
という発言に、
メンバーが「あぁ〜」と納得したことに対して
とツッコむなど、
日向坂は普通のアイドルではタブーな部分にまで突っ込んできます(笑)
このような日向坂のいい意味での異常さは、
共演するオードリーをもタジタジにさせてしまうほどなんです。
ポテンシャルの高さを見せつけた「ご褒美BBQバスツアー」
日向坂で会いましょうの3週にわたっての企画で、最終的にオードリー春日が103万の自腹を切った「春日奢りご褒美BBQバスツアー」は、アイドル番組史に残るんじゃないかっていうくらい面白い。ちゃんとバラエティをしていて、めちゃくちゃ面白い。
見ていない人はぜひとも見てほしい。 pic.twitter.com/tNJYHszn8d— もりた (@mTaishi_sp0731) July 13, 2019
そんな彼女たちのバラエティ能力の高さが特に発揮された名企画があります。
それが♯11〜13「男・春日完全奢り!日向坂46ご褒美BBQバスツアー!」
春日の奢りでBBQバスツアーに行きながら、
不在のはずの若林が裏でメンバー数人に指令を出しながら春日をイジリ倒すという名企画です。
くじ引きで選ばれたメンバーは、
若林から伝えられる無茶振りをなんのためらいもなくどんどん遂行していきます。
中でも「階段の上でフリーズして」という指令には、
若林からの指令という裏企画を知らないはずのメンバーまでも便乗してフリーズし、若林を驚かせていました。
この企画について若林は、
変な話「このスタジオを壊して下さい」って言ったらマジで壊しちゃいそうだなって思ったから、俺の方でブレーキかけたのよ。
オードリーのオールナイトニッポンより引用
と後にラジオで語っています。
あまりにもメンバーが若林の無茶振りに物怖じしないため、怖くなって若林の方からブレーキをかけたほどだそうです。
面白い理由②オードリーのMC力
『日向坂で会いましょう』がここまで面白い要因は、
MCを務めるオードリーの確かなMC力にもあります。
特に若林は、
くりぃむしちゅー上田や有吉弘行に続く名MCとして注目されるほどの実力です。
若林が特に優れていると言われているのがその「分析力」
自身の書いたエッセイが賞をとるほど「分析力」に優れている若林は、
番組開始当初からメンバーから魅力を引き出し、そのキャラクターを定着させていきました。
そんな若林のエッセイ集『ナナメの夕暮れ』は、
彼がどんなことを考えて仕事をしているかが垣間見れる名著で、僕も3〜4回は読みました。
若林正恭『ナナメの夕暮れ』は精神安定剤のような名著【感想】という記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。

\Kindle版もあるよ/
無口キャラを定着させてもらった東村芽依
やんちゃるめいちゃんの誕生日だ!!!!!!!!
近畿勢だぜ!!!!!#東村芽依生誕祭 pic.twitter.com/3Y9MqLn3ht— こーじ (@CoolAnpontan913) August 22, 2018
東村芽依は喋らなさを若林にいじってもらってキャラを定着させたメンバー。
MCに話題を振られても、
無言でカメラ目線を通すというパターンを定着させました。
もともと積極的に前に出て喋るタイプではない東村。
バラエティ番組では埋もれてしまいそうな感じですがMC若林のおかげで番組でも大活躍しています。
若林は、
smart Flash:https://smart-flash.jp/entame/44274
と東村について語っています。
2期生の丹生明里が考案した企画♯17〜18「ちゃんにぶ極限バトル! ザ・ニブモネア!」
この企画の「サイレント」の場面で、
大声で「アパー!」と叫んで失格になってしまうなど、
「喋らない」というキャラが定着したからこそ生まれた笑いもありますね。
東村のバラエティでの活躍については、
「東村芽依のバラエティ番組での活躍を考察」という記事で解説しています。
https://nekokosyan.com/hinatazaka46-higashimuramei-1574.html
「キャラ迷走」というキャラを見つけた富田鈴花
パリピTVにパリピ富田鈴花が出演か!? 6/18からひらがなけやき出演決定! https://t.co/7MmhvisXaR #欅坂46 pic.twitter.com/w64m3PRxkk
— 欅坂46まとめもり〜 (@keyaki46matome) June 10, 2018
番組初期からパリピキャラとして活躍していた2期生富田鈴花
「真面目」な一面や、
「笑いに貪欲な割に空回りしている」ところをイジってもらって、
今では「キャラ迷走キャラ」という唯一無二のポジションを確立しました。
若林は富田について、
アグレッシブに前に出てくるのにそこまで長打は打てない(笑)
でもチームには必要なキャラ。
smart Flash:https://smart-flash.jp/entame/44274
と評価しています。
富田のキャラ変遷については「富田鈴花のバラエティでのキャラ変遷について」という記事で解説しています。
https://nekokosyan.com/hinatazaka-tomitasuzuka-1593.html
大人しくて喋らないけど爆発力のある濱岸ひより
こんな時間に濱岸ひよりの瀬川瑛子で声出して笑ってしまった、、、 pic.twitter.com/zccf1WRikY
— 股旅 (@matabibot) July 24, 2018
2期生の濱岸ひよりも日向坂では大人しいメンバー。
そんな濱岸に対して若林は番組初回から目をつけて、
『ひらがな推し』#1より
『ひらがな推し』#1より
とイジっていましたね。
若林は濱岸について、
持っている雰囲気だけで成立しちゃうタイプだと思います(笑)
smart Flash:https://smart-flash.jp/entame/44274
と評価しています。
その独特な雰囲気と爆発力のある面白さに、
若林は番組初回の初対面の段階から目をつけていました。
相方の春日も、
しかもそれが許される。本当に不思議な雰囲気を持っている子。
smart Flash:https://smart-flash.jp/entame/44274
と独特なキャラを評価していました。
面白い理由③製作陣の有能さ
『日向坂で会いましょう』の面白さの要因にひとつに、
「製作陣の有能さ」というのも挙げられると思います。
テレ東深夜という比較的何をやってもいい時間帯の番組であるのもありますが、
製作陣の、日向坂やMCオードリーへの愛を随所に感じられる演出が頻繁に見られて、
製作陣・演者が楽しんで番組を作っている感じがとてもします。
メンバーの魅力を引き出す企画力
『日向坂で会いましょう』は当初はアイドル番組らしく、
「メンバーの学力調査」や「楽屋の隠し撮り」など王道な企画を行っていました。
しかしそのような王道企画の中で生まれたメンバーのキャラクターや個性を見逃さす、
「これは面白そう」だと思うとそれをメインの企画に据えるのです。
代表的なのが♯25〜27「けやき坂46何でもランキング!!」という各々の特徴をメンバー間で投票し合ってランキングにする企画。
この企画内で発覚した、柿崎芽実と宮田愛萌の「ぶりっ子キャラ」に目をつけて「クリスマス特別企画!ぶりっ子選手権!!」という名企画を生み出しました。
この企画以降、柿崎と宮田のぶりっ子対決は度々見られるようになりました。
宮田については「宮田愛萌はプロのぶりっ子である」という記事で解説しています。
https://nekokosyan.com/hinatazaka46-miyatamanamo-1554.html
宮田愛萌ブログ「たちばな」
橘はその常緑が転じて「永遠」を表す。「永遠なんてあるはずないのにね」と言いながら「たちばな」と平仮名表記したのは「ひらがなけやきの柿崎芽実」が輝いていた事は「永遠」である、という暗喩。
愛萌の紡ぐ言葉と芽実を想う心は本当に美しい#芽実ちゃんありがとう pic.twitter.com/izc3s9pJO5
— まさカーズ☀️◢ │⁴⁶ (@masakaaaazu) June 26, 2019
自由すぎる企画
この番組は、そのあまりに「自由すぎる企画」でも度々話題になります。
代表的なのが、
オードリーの二人がファンである「キン肉マン」の例えツッコミを番組内で頻繁にやることに着目して生まれた♯43「屁のつっぱりはいらんですよ!キン肉マンを習得しよう!」という企画。
メンバーにキン肉マンを半ば強引に読ませて、キン肉マンの例えツッコミを習得させるというなかなかにカオスな企画となっています。
その他にも♯9「メンバーの意外な一面を発掘しよう!」という企画で2期生富田鈴花の特技である「ピッチング」が盛り上がった事から「目指せ、始球式! 日向坂野球部の奇跡!」というメンバーがただ野球をするだけという企画が生まれたりと、かなりの自由さとなっています。
しかしその自由さがむしろ視聴者には人気で、
ある意味ゴールデンタイムではできないニッチな所を突いた素晴らしい切り口だと思います。
「キン肉マン」66巻の帯に日向坂46が掲載!!がな推しの企画の成果が出ましたね!今後も期待!!
#日向坂46
#キン肉マン pic.twitter.com/ihDClf3vgj— なおゆき◢͟│⁴⁶坂道 (@3PPTbNoWU3oqT6j) March 3, 2019
秀逸なテロップいじり
『日向坂で会いましょう』は、
その秀逸なテロップいじりにも定評があります。
日向坂メンバーに対して実は心を開いていないんじゃないかという疑惑を「AI春日」といじったり、日向坂の曲名をもじったテロップを出したりと、製作陣のこだわりを感じる事ができます。
特に最近はスタッフ陣の悪ふざけ(いい意味での)ぶりに拍車がかかっていて、
「春日フライデー事件」や「オードリーの椅子破壊事件」やらリトルトゥースしか分からないようなネタを取り扱ったりしています。
そんな、製作陣の「遊び心」もこの番組の大きな魅力だと思います。
https://nekokosyan.com/hinaai-isu-3316.html
ゆうパラTF後にカスカスラジオ・キン肉マン例え・野球の回を視聴。
昨日の放送で『これまで心から笑うことなど一切なかったAI春日』ってイジられてた人が当たり前だけど、若林さんと心の底から爆笑していて何か感動 #日向坂で会いましょう pic.twitter.com/SBtiyAgY56— YOSHIKI (@YOSHIKI_LT) July 29, 2019
テレビのバラエティを観る面白さを思い出せてくれた
ここまでの内容を要約すると、
・日向坂メンバーのバラエティ能力が高いから
・オードリーのMC力が高いから
・製作陣が有能だから
・演者と製作陣双方に「番組を面白くする」という熱意があるから
と言えます。
YouTube全盛の時代。
僕自身も例に漏れず、中高生の頃に比べるとテレビのバラエティ番組観る機会はめっきり減ってしまいました。
しかしこの『日向坂で会いましょう』が、
テレビのバラエティ番組を観る楽しさを思い出させてくれました。
毎週日曜日の深夜が待ち遠しい。そんな気持ちにさせてくれる番組です。
このバラエティ番組としての完成度の高さを誇れば、
日向坂46を知らない人でも存分に楽しめる内容なのではないでしょうか。
そしてこの番組を観れば、確実に日向坂46の魅力に気づき、そしてMCオードリーのファンになることは間違いないと思います。
『日向坂で会いましょう』
自信を持ってお勧めできる名番組です!

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